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「傷つくことさえ出来ないままならば 幼いだけだ」
本日の曲はserial TV dramaの「ginger」
ずっとスマホばかり眺めている。別に眺めたいわけではないのに。GW最終日、それはもう鬱々としている。理由は明日から仕事とかではなくて(それも多少はあるけど)、彼女とのお付き合いにいよいよ疲れ切ってしまったからだ。みっともない自分語りを許して欲しい。彼女と付き合ったのは8月で、元々気になってはいたけどまさか付き合えるとは思ってもいなかった。自分のイメージ通り繊細で優しい人で、素敵な人だなと今でも思っている。ただ、彼女は心も身体も不調だった。それは付き合った当初から現在進行形である。最初は買い出しにも行ったり、様子を見に行ったり何かと気にかけていた。でも、付き合ってから3ヶ月くらいの時期は、とにかく彼女の愚痴が止まらなかった。それは主に家庭の事で、話を聞いていくとかなり苦労している事が分かった。人間関係も上手く築けず塞ぎ込んでしまう為、ずっと膿みたいな感情を溜め込んでいたんだと思う。それに自分は疲れ果ててしまった。その時期から別れみたいな事を何となく考えていた。自分だけでは到底受け止め切れなかったので、先生や友人、大学のカウンセラー等に頼るべきだとお願いをした。彼女は大学に友人が居なかったので、作るべきだとも促し続けた。ここまでしてしまうと、自分は彼女の何なんだろうと思うようになってしまった。いや、自発的にやった事ではあるんだけど、自分は彼女の親ではないし、むしろここまで伝えなきゃいけないのか、とか思ってしまった事が何度もある。何だかんだお互い大学卒業もして、自分は就職、彼女は実家で静養という選択をした。彼女は親と確執がある為、しっかり休めているかと聞かれると微妙なところではあると思う。彼女は医療にかかるべきだと思っている。これは主観的な話になるが、精神的に病んでいる部分もあると思っているからだ。だけど本人はそれを拒む。自分は近くで面倒見れないし、今動けないんだったらその方が良いのではないかと伝えたけど、本人は「そこまで困っていない」と話していた。何というか、そこで呆れ果ててしまった面もある。電話でもいつも消え入りそうな声で話すし、会っても眠いとか疲れたとか、そう言った事ばかり隣で聞かされるこっちの身にもなって欲しい。僕は昨日遂に「こっちだって疲れ果ててる、我慢してる」といった趣旨の話をしてしまった。そしたら彼女は「今(の体調の時に)言わないで欲しかった」と泣かれてしまった。いつ言ったって泣いてたと僕は思う。その後のLINEでは何とか和解をした(ように見えてはいる)が、彼女は何を思っているのだろう。こちらは本当に疲れ果ててしまった。自分は頑張れない人間の辛さ、苦しさ、孤独みたいなものをよく知っている。だからこそ、今初めての職場で自分なりに頑張っている自分では、到底受け止め切れないのだ。今までお付き合いした人の中で、一番自分の事を愛してくれている人だと思う。でも、もう疲れてしまったのだ。終わりの事を考えると気が滅入る。さよならの日は多分近い。分からないけど。
