それはとても晴れた日で。。。

未来なんていらないと想ってた、うつと戦う18歳のブログ。

英雄。

幼い頃見た英雄の姿を

今もはっきりと覚えてる

彼みたいになりたいと

ずっと願っていた

本当の強さとは一体なんなのか  

考えていた

圧倒的な力も

傷つかない強さもいらない

ある人が言った

「英雄ってのはさ、英雄になろうとした時点で失格なのよ」

ただそれだけはわかってる

わかってたはずなんだ

 

 

臆病で  見て見ぬフリをしてた

何もできなかった僕に

ある日涙を流した君が現れて

その時から  その一瞬から

強くなりたいと  思った  だから

 

 

さあ進め

僕の中の僕が叫ぶ

嵐の中  闇の中

抑えきれない衝動が

君のために  僕のために

本当に守りたいものを守るため

泣いてばかりの君が  僕を見て笑えるように

たとえ英雄になれなくても

その手で摑み取れ

君の笑顔を  この青空を

 

 

 

君は僕なんかより

ずっと強いことは知っているよ

僕の弱さなんかじゃ守れないかもしれない

でも君が大切なんだ

 ひとりが嫌いで  それでも人が嫌いで

どうしたらいいかわからない僕に

ずっと隣にいて欲しいんだ

こんな僕をせめて笑ってくれないか

もし英雄(かれ)だったら

一体どうするのだろう

そんなこと考えても答えは出てこなくて

 

 

守りたくて  届かなくて

また君を泣かせてしまって

それでも諦めきれなくて

だって死にたくても  生きてて欲しいから

身勝手かもしれないけど

君の隣にいたいから

僕も隣に  いさせてくれないかな

 

 

手を伸ばせ

君の中の君を守る

嵐の中  闇の中

抑えきれない衝動が

君のために  僕のために

本当の強さを確かめるため

夜明け前が一番暗くて辛いから

手を繋いで歩こう

それしかできそうにないけれど

そうやって歩んでいけば

光は必ず差すから

そう信じたいから

 

 

 

七転八倒

何度でも立ち上がれ

 その心を  魂を燃やせ

傷ついては傷つけて

そしてやっと少しわかり合って

励まし合って

でも結局何も変えられなくて

胸の奥が苦しくなって

君が笑えれば他はどうでもいいと思えて

何もかもくしゃくしゃになった時

本当の強さに気づいたんだ

 

 

 

「誰よりも  優しくあれ」

 

 

 

さあ...!

さあ進め

僕の中の僕が叫ぶ

嵐の中  闇の中

抑えきれない衝動が

君のために  僕のために

君の笑顔を取り戻すため

優しさは時に人を傷けるし

優しさだけじゃ君を救えないけど

それでも誰よりも優しくあろうと思うんだ

強さの裏返し=優しさだと信じて

それが僕にとっての答えであり

僕の信じる道なのさ

君を笑顔にするそのために

僕は永遠に闘おう

 

 

 たとえ英雄になれなくても

その手で摑み取れ

君の笑顔を  この青空を