それはとても晴れた日で。。。

未来なんていらないと想ってた、うつと戦う18歳のブログ。

今年を振り返って、整理したいこと、思ったこと。

どうもです、くろです。

いかがお過ごしでしょうか。

もう31日ですね。

気がつけば2016ももう終わり。

長かったようにも感じるし、短かったようにも感じます。

それは多分、苦しい時は長く感じて、

調子が普通の時や、楽しい時なんかは、あっという間だったんでしょう。

今日は、この一年を、僕なりに整理して、振り返ってみようと思います。

この記事は長いです。

でも、ここだけは読者に読んでもらいたいというところがあります。

「読者の方々」ってところから読んでください。

 

 

 

 

まず、この一年を漢字で表すなら?

最初に思い浮かんだのは、「変」でした。

確かに、激変した一年でした。

考えも行動生き方も人間関係も体重も。(体重いらんやろ)

でも、どうも違うようです。

この一年を漢字で表すなら、これで間違いないでしょう。

「愛」

これに尽きると思います。

感謝してもしきれません。

1人じゃ生きていけない。

当たり前です。

皆となら生きていける。

半分正解。

なぜかって?

皆となら生きていける。

これも実は当たり前ではないんです。

今この場に、僕がいるということ。

それが奇跡なんです。

そしてその奇跡を起こしてくれているのが、

僕のたくさんの大切な人々。

彼らがいなければ、僕らはいない。

そして僕らがいなければ、彼らもいない

だから、当たり前ではないのです。

そのことに、その愛に、感謝したいです。

感謝、させてください。

 

 

 

父さん、母さん。

たくさん迷惑かけたね。

本当に迷惑かけた。

多分今まで生きてきた17年の中で、1番。

自傷もしたし、OD未遂もしたし、家出未遂もした。

何回もして、その度に家族3人で集まって話をして、

僕が泣きじゃくって2人が慰めてくれて。

すごく心配させたよね。

母さんが僕のために泣く姿は初めて見たし、

父さんが僕のためにあんなに険しい顔をするのも初めて見た。

「家族3人で乗り越えていこう」

そう約束した。

父さんも母さんも、

僕がいなきゃ死んでるらしい。

きっと冗談だ、僕を守るための。

そう思ってた。

だけど違うんだと思う。

僕がいるから2人がいるし、2人がいるから僕がいる。

何回も学校に呼び出しをくらった。

僕のせいで。

でも父さん母さんは、嫌な顔ひとつせず、

「心配いらーねから!」と、

わざわざ仕事を休みにして行ってきてくれた。

この一年、2人は僕に優しくしてくれたけど、

傷つけたこともあった。

それは葛藤があったんだと思う。

僕を守りたいという気持ちと、自分の感情の中で。

どうにもならない何かが、生まれたんだと思う。

それを爆発させてしまうのは、仕方のないこと。

それ以上に僕は、あなたたちを傷つけた。

だから、これでおあいこにしてくれませんか。

お互いに許し合いませんか。

家族なんだから。

時には傷つけあっても、慰めあって協力して生きていきませんか。

僕たちは家族です。

一緒に、生きていきましょう。

本当に、ありがとうございます。

これからもよろしくお願いします。

 

 

 

学校の先生。

正直、僕はあなたたちのことを、あまり信用してはいませんでした。

高校は、僕から見ると、

障害物競走のように見えました。

ハードな障害物を何度も越えて、走り続けなければならない。

そこでもし脱落をしてしまったら、もう元には戻れない。

小中では、このマラソンが得意な方でした。

障害物もまあ普通に乗り越えられたし、

マラソンではむしろ前の方を走っていたと思います。

高校から、それが変わりました。

いつの間にか後ろの方に追いやられていて、

いくら頑張っても体がついていかない。

解けない問題ばかりが増えていく。

皆に追い抜かされていって、

気がついたら、僕は走れなくなっていました。

そんなことを何も知らずに、僕に追い打ちをかけてくる先生たち。

鞭を振るうが如く僕を叩きつけます。

もう悪魔だと思っていました。

ですが、病気の事情を話すと、

わかってくれる先生もいました。

0点の真っさらな数学の答案用紙。

「よくやった」と言われた時は、本当に涙が出そうでした。

両親が先生と話し合いをした時に発した言葉。

父さんがすごく驚いたそうです。

父「どうにかあいつを卒業させたくて。。。」

先生「何を言ってるんですか、それは私たちも同じですよ!」

これを聞いた時は、とてもびっくりしました。

そんな思いをもって、僕に接してくれていたのですね。

あなたたちを悪者扱いして、そしてあなたたちの願いに応えることができなくて、すみません。

 

 

 

部活の友人たち。

今年学校に通った日数はわずかだけど、

お前らと話さない日はなかった気がするよ。

朝教室に駆け込んできて僕の机を囲んで、

「おーい!元気かー!早く戻ってこい!」と騒いでくれたよね。

うるさすぎて、僕がいじめられてるのではないかと先生に勘違いされるくらいに。

僕は、すごく楽しかったよ。

かけがえのない時間だった。

ミサンガ、一生大切にする。

お前らはきっと、僕のことを忘れるだろう。

いや、もしかしたらもう忘れているかもしれない。

でも、それでいい。

僕のことは、忘れてくれよ。

お互い覚えてると、寂しくなるだけだからさ。

その代わり、僕は忘れないから。

絶対。

だから、お前らを僕の中で仲間とさせてくれないか。

 

 

 

病院の先生。

あなたに会って、僕の人生は大きく変わり始めました。

最初は軽い気持ちだった。

なんとなく病院を選んだし、なんとなく病気は治るもんだと思ってた。

でも違ったんです。

あなたに出会えて本当によかった。

僕は病院に通う目的は、コロコロ変わっていました。

テスト勉強ができる集中力、やる気がほしい。→ 部活に復帰したい→ 入院させてほしい(本気で)→  どうせ死ぬんだからもうどうでもいい。

でした。

あなたは命の恩人です。

僕は、世界に絶望しきっていた時期がありました。

もうやれることはやった。

他にやることはない。

死のう。

本気で思いました。

いくら薬を飲んでも、死なないことはわかってます。

でも、崖から飛び降りて海に落ちたら人は死ぬでしょう?

そう思うと、なんか嬉しくなるんですよ。

学校に通ってたころ、自殺の方法をずっと考えていたせいか、

やっと死ねるんだ。

それがやけに嬉しくて。

自殺決行予定の5日前。

先生があそこでドクターストップをかけて、学校を休学にしてくれなければ、

僕は多分死んでるか、運良く助かっても、自分にも周りにも傷を負わせることになってたでしょう。

それを阻止してくれたのは他ならぬ、先生です。

こうやって僕がブログを書いているのも、

交流会に出会ったのも、

先生のおかげです。

だから、お礼を言わせてください。

ありがとうございます。

そして、来年もよろしくお願いします。

 

 

 

交流会で出会った方々。

なんだかんだで、長い付き合いになってしまいましたね。

こんなに親密な関係になれるとは、思ってもいませんでした。

最初、先生に勧められなかったんです。

「年上ばかりだから、やめた方がいいよ」って。

それでも僕が参加したのは、同じような境遇に立った人たちと、話がしたかったから。

すごく色々なことを学びました。

僕のことがテーマの時、皆真面目に僕のために発言してくれて、

驚きもあったし、とても嬉しかったです。

例えば印象に残っているのは、僕が不登校だった時。

普通だったら、どうやって学校に行くか考えるですが、

不登校だかは、どうやって家で元気に過ごそうをテーマとして話し合った時は、とても衝撃を受けました。

不登校をなくすのではなく、不登校をいかに楽しむか。

それがこの会の着眼点だったんです。

でも皆案をたくさん出してくれて、とても嬉しかったです。

交流会は、僕の月の楽しみでもあります。

それだけ楽しいんです。

あなたたちとお話ができるということが。

年下だからって話を聞かないどころか、

1番心配してくれていることに驚きです。

こんな人見知りの激しい僕に気さくに話しかけてくれて、

それが嬉しくて嬉しくて。

時々思うのです。

彼らと毎日会えたら、どれだけ楽しいだろうと。

学校が交流会みたいな場所だったらよかったのに。

なんて思います。

それだけ大切な場所。

だから、これからもよろしくお願いします。

 

 

 

読者の皆の方々。

本当に、あなたたちがいなければ、このブログはここまで続きませんでした。

最初は、1人からのスタートでした。

毎日のように死にたい死にたいと書いていたので、

読者は一向に増えていきませんでした。

でも、それに共感してくれた人がいたのか、

徐々に、読者は増えていきました。

不登校の時は、本当にたくさんの方からコメントをもらいました。

「頑張れ」ではなく、

「こうしたらいいのでは」というアドバイスと、

「自分を責めないで」という言葉。

これにどれだけ救われたか。

休学した時も、「ホッとした」というコメントをもらって、

「ああ、僕はもう、誰かを心配させるくらい人と親密になっているんだ」

そう思いました。

最近では、すごい荒れた記事を出すことが多くなっていました。

でも皆毎日悩みも辛いこともたくさんあるのに、それに向き合ってくれて、

コメントをくれて、少しでも僕に元気を分けようとしてくれて。。。

本当に嬉しいです。

出会えてよかったです、本当に。

実は僕、あなたたちのブログも楽しみに拝見させていただいてます。

あなたたちが嬉しい記事を出すと、こちらまで嬉しくなります。

あなたたちが悲しい記事を出すと、どうにかして少しでも元気を分けようと、そういう気持ちになります。

きっとそれはあなたたちも同じこと。

辛い時は辛いって書き殴ってください。

悲しい時は悲しいって泣き喚いてください。

寄り添って、支え合って、生きていきましょう。

僕はいつでも、あなたたちを応援しています。

 

 

 

最後に、今日はこの曲で締めさせてください。

CIVILIAN(ex.Lyu:Lyu)の「メシア」。

 

 


Lyu:Lyu "メシア" (Official Music Video / Directors cut ver.)

 

「多分あなたが居なくたって 世界が止まることは無いし」

「恐らく僕が居なくたって あの子は今日も笑っている」

「でもあなたが今日笑ったこと 他でもないあなたが笑ったこと」

「それで僕の世界は 救われたんだよ  本当さ」

 

 

 

それでは、来年もブログ「それはとても晴れた日で。。。」を、

よろしくお願いします!

 よいお年を〜( ´ ▽ ` )