それはとても晴れた日で。。。

未来なんていらないと想ってた、うつと戦う18歳のブログ。

菊次郎の夏。


Joe Hisaishi Live - Summer ( from Kikujiro )

 

 

今日の曲は久石譲さんの「Summer」。

言わずと知れた名曲かつ神曲

個人的に夏に聴きたい曲ナンバーワン。

それでは日記に。

 

 

今日は北野武監督の映画、「菊次郎の夏」を観ました。

実は中3くらいから観たいな〜とずっと思っていたのですが、

中3は入試対策、高1は部活+課題で忙しく観る機会がなかったのですが、

高2の夏はぶっちゃけ何もないので観ることができました。

 

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映画「菊次郎の夏」劇場予告

 

予告も貼っておきますね。

感想としては、、、

やっぱりビートたけしさんが監督や脚本をした映画だけあって、色々ぶっ飛んでいます。(笑)

お母さんに会いに行こうとする小3の男の子、正男を競輪やキャバクラに連れていったり、ヒッチハイクを断った人のトラックに思いっきり石を投げつけたりとととにかくやりたい放題。

最初は菊次郎はただのまるでダメなおっさん略してマダオです。

もうぶっ飛びすぎててすごいなって思いました。

もちろん笑いましたよ。

楽しかったです。(笑)

でもそれだけじゃないのがこの映画。

映画の半分あたりでとてもツラい現実を正男は突き付けられます。

まさかこんな結果になろうとは、、、という感じです。

でもそんな正男を励まそうとする菊次郎はもうマダオではありませんでした。

不器用ながらも励まそうとする菊次郎に感動しました。

そしてこのシーン。

 

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もう、、、涙腺やばかった。。。

前半の主人公は正男、後半の主人公は菊次郎という感じでしょうか。

自分勝手な菊次郎が正男と触れることで段々と変わっていったのが印象でした。

よくビートたけしさんのように、菊次郎も「バカ野郎!」と口癖のように言うのですが、その「バカ野郎!」にも感情が吹き込まれていって菊次郎の心境の変化みたいなものを感じました。

最後のシーンの、

「おじちゃん名前なんて言うの?」

「菊次郎だよバカ野郎!」

このシーンが本当に大好き。

不器用なりにも喜んでいて、それを隠しきれていない「バカ野郎!」。

この言い方がもう大好きでね。

正男も成長したけれど、菊次郎も大きく変化した夏だったんじゃないかなあと思います。

そしてBGM。

Summerを始め久石譲さんのBGMは神曲ばかり。

サントラ買いたい!でも金がない。。。

内容もBGMも満足いく内容でした。

よかったら皆さんも観てみてくださいね。

それでは今日はこの辺で。

 

綺麗な空が撮れました。

いい画だったでしょ?

 

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