それはとても晴れた日で。。。

未来なんていらないと想ってた、うつと戦う18歳のブログ。

生きることから逃げ出した夜。

目の前に広がる世界は灰色

そこで僕はそっと願うんだ

この世界が闇に飲み込まれてしまえばいいって

でもどうせただの願い事で

叶うことなんてありゃしないんだ

だから僕は今日もまた

自分を殺す想像で遊ぶんだ

 

ああ  もしも  もしも誰かが

僕にナイフを刺してきたらって

ああ  もしも  もしも  あのトラックが

猛スピードで僕の存在ごと消してくれたらなんてね

 

どいつもこいつも気に入らねえな

光を放ちながら生きていたって

僕には眩しすぎていけねえや

だって"暗黒"を望んでいるから

差し伸べられた一つの手さえ

握ること  触れること拒んで

今日もまたゆっくり目を閉じるんだ

生きることから逃げ出した夜

 

 

あれからどれくらい経ったのだろう

あの日から夜の数だけ考えた

人はどうせいつか死ぬ

じゃあ人は死ねたら幸福か?

でも今日も駅のホームの隅の方で

自殺した人がまた自分を殺そうとしている

お前の願いは叶ったはず

なのにこれ以上何を望むんだ?

 

ああ  もしも  もしも僕が

背負う苦しみから逃げ出せたら

ああ  もしも  もしも  僕が

背負われる苦しみから逃げ出せたら

 

どいつもこいつも綺麗事吐いて

光を放ちながら手を伸ばしたって

僕には眩しすぎていけねえや

だってとっくに"絶望"しているから

差し伸べられた幾つかの手

見ること  触ること拒んで

背負われて生きるのはもう疲れたよ

生きることから逃げ出した夜。

 

 

馬鹿げた  くそ食らえなこの世界

どうせこの世の9割なんて

"虚偽"と"偽善"とかでできているんだろ

じゃあ残りの1割は何なんだろうな

考えてみて思わず笑った

そしてうずくまってから泣いた

 

人が怖くて仕方ない

皆仮面を被っているようにしか見えない

疑うことしかできない  信じることができない

背負う苦しみも背負われる苦しみからも逃げ出して

一体臆病者はどこへ向かう

気がつけば  深い闇の中

 

 

どいつもこいつも叫んでいる

「どうかこの手を掴んで」

何で涙が止まらないんだろう

きっと本当は"光"を求めていたはずだから

差し伸べられたその手は

目の前の"闇"を取り払って

今日はゆっくりと目を開いてみるんだ

まだ正直怖いものだらけだけど

死に物狂いで掴まって

信じてみようぜ  その"光"を

背負われることは恥ではない

支え合って生きていければいいんだ

一滴落ちたその雫が  今より僕らを強くする

 

 

生きることから逃げ出した夜

生きることに立ち向かった夜

 

 

もうすぐ  "朝"が迎えに来るよ