今日の曲は米津玄師の「恋と病熱。」
それでは日記に。
最近時が経つのがやけに早いと感じる。
朝起きて勉強をし、飯を食い勉強をすれば日が陰っていて、
気がつけば6月も終わろうとしている。
やれることは全てやってきたはずなのだが、
「果たして今僕のやっていること、いや、僕の命存在そのものに意味はあるのだろうか。」
と考えるようになった。
中学の頃陸上をやっていたのだが、
同級生にとてつもなく嫌いな奴がいた。
入部当初はそいつの方が少しタイムが速かったのだが、
中1の夏くらいにそいつを抜いた。
それからそいつは成長痛が起こったらしく、タイムも思うように伸びなかった。
一方の僕は故障も何もなかったのでタイムは順調に上がっていったのだが、中2の夏くらいだっただろうか。
そいつの身体の調子が良くなり、メキメキとタイムを伸ばしあっという間に抜かれてしまった。
僕はその時期からタイムが全く伸びずに、低迷し続け結局巻き返すことができないまま引退した。
成長の過程には、何らかの痛みを伴うものであり、それは必然なのだと僕は勝手に思っている。
これもまた、成長痛なのだろうか。
だとしたら、この成長痛がとれた時、僕は一体どこへ行ってしまうのだろうか。
想像を超えるような、どこか遠くへ行ってしまいそうな気がしてならない。
どこか遠くへ行ってしまった時、
僕は「ああ、この道でよかったんだ。」と思えるのだろうか。
ただ、僕が苦しんだ時間、
誰にも理解されなかった孤独、
届かなかった叫びは必ず意味のあるものだと思いたい。
たとえ誰にも届かなかったとしても、
その時間を僕は覚えてる。
その瞬間僕は間違いなく生きていたのだから。
そこに存在している限り、僕の命も、あなたの存在も意味があるんだと、
信じたい。
大丈夫大丈夫。
こんな世界大嫌いだけど僕は生きてるし、
あなたのことを許してくれる人は必ずいるよー。