「そんじゃまたね 明日ね そんな風に今日を終えども 明日なんて見たこともないのにさ」
「望むのは簡単だ あなたのいる未来が ただこの目に映るくらいでいい 私はそれで眼福さ」
今日の曲は米津玄師をカバー。
「眼福」。
きっとあなたと私はいつまでも一緒にいられない。
薄々感づいてはいたけど、
こんなにも早く別れの時が来るなんて。
それでも、あなたのいる未来が、
ただこの目に映るくらいでいい。
私はそれで眼福さ。
それでは日記に。
声が、掠れています。
風邪もひいてないのに。
それは多分、心の不調のせいだと、勝手に思っています。
電話を切ったあと、
思い切って演技をした。
でも、声にハリと潤いはなく、
掠れて少し震えていた。
きっと、そういうことなんだと思います。
ダメだな。
どんな時でも演じきらなきゃいけないのに。
やっぱり寂しいよ。
心にぽっかり穴が空くという表現は、
とてもありきたりだけれども、
よくそんな言葉が出てきたなと思う。
今の自分はまさにそれ。
ぽっかりと、穴が空いてしまったようだ。
また、
心から人を愛せるだろうか。
それはわからない。
わからないけど、
どれだけ無様に傷つこうとも、
終わらない毎日に花束を。
今は掠れてくしゃくしゃでも、
大声でがむしゃらに歩いて行こう。
今も歌う、今も歌う、今も歌う。
ラララ、ラララ、ラララ。
まだ灰色だけど、
青色になると信じて。
