それはとても晴れた日で。。。

未来なんていらないと想ってた、うつと戦う18歳のブログ。

退学。〜終わり、始まり〜


█▄█ █▬█「歩」悠々ホルン MV

 

 

「どれだけ耐えただろう  どれだけ泣いただろう  冷たい闇夜が明けてゆく  温もりに触れたら  優しい風が吹いて  心の氷が溶けてくよ」

 「何度も立ち止まり  くじけそうになるけど  一緒に歩こうこの道を  一歩を踏み出せば  優しい風が吹いて  閉ざした心を開いてく」

 

 

今日の曲は悠々ホルンの「歩」。

ぜひ、聴いてみてください。

優しい曲です。

それでは日記に。

 

 

 

「やっぱりさ、明日俺が決着つけなきゃって思うんだ。」

昨晩悩みに悩んで出した「答え」です。

高校への退学手続き。

これは最初両親だけが行く予定でした。

だけど、ベッドの上でずっと悶々としていて、

考えてもそれに納得がいかない。

必要なのは、少しの勇気。

今の僕には、それがある。

そう信じました。

そして、深夜1時に両親を叩き起こして(迷惑。。。)

僕の出した「答え」を話しました。

やっぱり、僕も行かなきゃいけない。

じゃないと絶対後悔する。

ここまできて後悔はしたくない。

僕が行くべきだ。

そう思って話をしました。

両親は僕の気持ちを尊重してくれて、

高校まで連れていってくれました。

今日、高校へ行ってきました。

退学手続きをしに。

最後の景色を目に焼き付けるために。

先生方にお礼をするために。

新たなスタートを、切るために。

高校に着いて、少し待つと担任と学年主任の先生が来てくれました。

そして応接室へ。

担任の先生は「よく来たね」と笑顔で。

久しぶりに話をしました。

そこで改めてわかったのは、

やっぱりいつも僕のことを心配してくれてるってことです。 

学年主任の先生とは、実は初めて話ました。

「中学時代の書類を整理してたんだけどさ、(僕の名前)ってすごい優秀でね〜。」

いやいや僕なんて下の下ですよ。

そして衝撃の事実が。

「知ってる?陸上部顧問のY先生、結婚したよ。」

僕「?!?!?!」

マジかよ。。。

あの身長180超えの、

女性とは思えないくらい口が悪くて厳しい、

あの先生が。。。?!

もう、ただただ驚きです。

驚いてる僕に、さらに畳み掛けてきます。

「Y先生呼ぼうか?あとS先生も(一年の頃の担任)」

僕「?!?!?!」

心の準備が。。。

内線で呼ぶと、

すぐにY先生が入ってきました。

Y先生「えっ。。。?!」

僕「結婚、おめでとうございます。。。」

Y先生「ああ〜、絶対怒られると思った〜(笑)」

なんや、呼び出しくらうと怒られるんか。。。

Y先生とも少し話をして、

わかったことは厳しいだけじゃないってこと。

陸上部時代はすごい厳しくて怒られてばかりだったんだけど、

話してみると実は優しい先生なんだな〜ってことがわかりました。

Y先生「走りたかったら、またうちおいで。」

嬉しいけど、もうあの練習は勘弁っす。。。(笑)

Y先生が出てまたすぐに、

今度はS先生が。

S先生「えっ。。。?!」

僕「こんにちは〜。。。」

S先生「ああ〜、怒られると思いました。。。(笑)」

やっぱり呼び出しくらうと怒られるんすねっ。

S先生「(僕の名前)くん、久しぶり〜。」

S先生にもかなりお世話になりました。

教師生活2年目にして、

僕みたいな生徒を持ってさぞ大変だったことでしょう。。。

本当に感謝です。

こうして、担任の先生、学年主任の先生、陸上部顧問のY先生、一年担任のS先生と、

お世話になったら先生方にお礼ができました。

よかった。。。

本当によかった。。。

今日すごいドキドキして行ったんですけど、

行ってよかった。

 そこで初めて思ったのが、

この高校に入ってよかった。

僕はこの先生たちを、一生誇りに思います。

きっとどこの高校行ってもうつになる運命だったのだと思います。

いや、うつにならなければいけない人間だった。

だから僕は、この高校でうつになって、

先生方にサポートしてもらって、

僕は本当に幸せものです。

本当によかった。

僕はこの日を迎えることができてよかった。

明日から、また新しい日が始まります。

時々沈むこともあるけれど、

前を向いて、いこう。

なんて思う、帰り道。

さて、新しい日々を過ごしていこうか。