宇宙の隅っこで僕は
1人積み木遊びをしていたんだ
最初は皆がいた気がする
たくさんここで笑った気がする
でも皆そんなことを忘れてさ
僕のことを置いて行ってしまったよ
そんな僕に声をかけてくれたね
寂しかったからとても嬉しくて
2人で積み木遊びをするんだ
積み上げては崩して積み上げては崩して
悩んでもがいて足掻いて
それでも僕ららしく不器用に 必死に生きてきたよね
だけど君には
そう大切な人がいて 特別な人がいる
僕はこんなにも醜いからさ
ずっと君の隣にいたいんだ
僕はこんなに醜いからさ
きっと君の隣にはいられないんだろうな
せめて思い出にすることを 積み木遊びを許してくれないか
そんな僕を許してくれないか
君は僕にたくさんのことを教えてくれたね
どうやったらこの積み木が崩れないか
どうやったら崩れた積み木をうまく積み上げることができるか
それだけが僕にとっての幸せだったんだ
君は楽しそうに笑うから
僕もつられて笑ってしまったんだよ
こんなに僕のために笑ってくれる人がいたんだって
積み木が崩れて泣いた夜もあった
自分を傷つけた夜もあった
それでも君は僕のために言葉をプレゼントしてくれた
皆元気の出るものばかりで
僕は励まされっぱなしだったんだ
だけど思うんだ
こんなに素敵な人と一緒になれたら どれだけ幸せだろうか
僕はこんなにも醜いからさ
君を守りたいって思ってしまうんだ
僕はこんなにも醜いからさ
君の隣にいてはいけないんだろうな
ただ ずっと一緒に積み木遊びをして欲しいだけなんだ
そんな僕は許されないよなあ
この気持ちはどうしたらいいのだろうか
容姿とか関係ないんだ
上手く言葉にはできないけど
君のことが好きなんだ
どんな姿でも構わない
人の気持ちを真剣に考えて 時に泣いて時に励ましてくれる
その綺麗な心に
僕はそこにすごく惹かれたんだよ
なのにすごく切なくなるんだよ
だって僕には
君の隣にいる資格なんてないんだろうなあ
なんの取り柄もないから
君にしてあげられることが何一つない
しまいには心まで醜いから
そして君は特別 大切な人がいるから
僕は君と過ごすことができないんだろうなあ
僕と君とでは釣り合わないんだろうなあ
そんな君に充ててこんな詩を書くくらいだから
僕はもういっそのこと消えてしまえばと思うんだよ
こんな僕でも認めてくれるのなら
お願いがあるんだ
たまにでいい
僕と ここで積み木遊びしてくれないか
積み木を崩したとき、
ここで 笑ってくれないか 泣いてくれないか
励ましてくれないか
そしてそれが終わったら
僕のことを心の隅にでも残して 生きてくれないか
君はどうせ忘れてしまうだろう
この積み木が崩れた後も
ずっと幸せに生きてくれれば
それが僕の幸せだ
僕は必ず この積み木遊びを
君と生きた 笑った この時間を
忘れないから