うーんとね。
あれから色々考えました。
やっぱり、思うことは変わらないなってこと。
進歩がない。
頑固。
そんな言葉しか思い浮かばない。
でも、僕は変われない。
どれだけ自分が勝手に傷つこうが、
ツライって言ってる人を見過ごすことはできないや。
どうしても踏み込みたくなる。
それゆえに人を傷つけてしまう。
なんか、こういうのなんだろう。
ハリネズミのジレンマって表現でいいのだろうか。
ある意味では、お人好しかもしれん。
うん、いつからこんなお人好しになったんだろうか。
きっと病気になってからだろうなあ。
なんでこんなになったんだろうか。
多分、色々な人と接してみて、
自分なりの強さを知ったからだろうなあ。
強く、優しくありたい。
それが僕の理想像。
自分はコンプレックスの塊で、
いつも何かでそれを埋めようとしてた。
勉強も陸上も、そのコンプレックスを埋めるための言わばツールだった。
陸上はいつの間にか好きになっていたけど、
いつの間にか嫌いになっていた。
多分、周りより劣っていたからだろう。
コンプレックスの塊ゆえに、
常に誰かの上に立とうとした。
平凡、いや、それ以下だったからこそ。
顔も声も運動も。
それゆえに人の上に立てなくなった時、
挫折を経験した。
いや、もっとカッコ悪いものだなきっと。
ただの負け犬。
プライドだけは高い。
それがここまで這い上がるのには、
たくさんの人の支えがあった。
本当に支えられているなと実感した。
周りは尊敬する方ばかりで、
いつかこうなりたいと重ねていた。
そして今、こんな僕にはたくさんの仲間に支えられてここにいる。
なんか、すごいことだよね。
ここまで歩いてきて、びっくりだ。
見下すことしか考えない奴が、人の支えになろうとしている。
きっと、悪くない。
誰かを助けたいと努力することは、自分のためでもあるのかな。
でも、悪くない。
ただ、踏み込むことで自分が傷ついてしまうかもしれない。
それならまだいい。
相手を傷つけてしまっては、取り返しのつかないことになる。
どうしたらいいのだろうか。
もう少しうまくならなきゃいけないんだろうけど、
不器用だからさ、どうしていいかわからないんだよ。
変わらなきゃいけないね。
でも、心の芯は、このままでいいと思う。
自分をもう少し、信じて、いいと思う。
だから、あとは、接し方と、少しの我慢。
人が怖いのは当たり前。
でも、傷ついても、受け止めてくれる仲間がいるから、
もっと自分も仲間も信じていいと思う。
もっと、人を信じていいと思う。
もう少し。見守ってみよう。
自分が決めた道だから。
諦めちゃいけないよな。
自分が信じた道だから。
人の優しさで涙流せるようになっただけでも、十分な進歩。
きっと笑って泣いて闘って逃げ回って、
僕が追い求める理想像になっていくんだ。
なんか、まとまんないな。
とにかく、あれだ、あれ。
もっと、肩の力抜けってことだよ。
皆いるから。
一歩ずつ進んでいるから。
もっと、力抜いていいと思う。
そんだけ。