走馬灯。

ある朝白い赤ん坊が 産声を上げて生まれたよ 僕はその子に拳銃を 握らせて静かに呟いた 「その銃で僕を打ち殺せ」 思えば僕は臆病で 逃げてばかりの毎日で 挑む勇気なんて僕になくて とにかく世界が怖かった そんな自分が大嫌いで 心もズタズタに傷ついて 気がつきゃ僕は海の底 溺れ死んでるはずだった 光なんて僕にとって…